青がきこえる

ブルースの底なし沼へようこそ

5月14日(日)福井県小浜市で開催!第1回はまかぜセッションのご案内♪

前回ちらっとお伝えしたセッション大会の詳細(といっても外枠だけですが)が決まったので告知させて頂きます。

 

とき:2017年5月14日(日) 午後3時~

 

ところ:はまかぜプラザ(〒917ー0063 福井県小浜市小浜酒井7ー1)

 

料金:無料

 

〈セッション曲目〉

 

☆ブルースセッションの部☆

Manish Boy(Muddy Waters) key=G

 

②TーBONE Shuffle(T-BONE WALKER) key=A

 

③Sweet Home Chicago key=E

 

ストーンズセッションの部☆

④Honky Tonk Women key=G

 

⑤Jumpin' Jack Flash key=B

 

※この5曲を何回かループさせます(最初は様子を伺うのもアリですw)

 

〈参加対象〉

・ボーカル

・ギター

・ベース

・ドラム

ブルースハープ

 

※リズム隊(ベースとドラムの方)はストーンズセッションのみのご参加となります(理由は後述)

 

〈貸出機材について〉

ギターアンプ

・ベースアンプ

・ドラムアンプ

・マイク

 

※もちろん持ち込みもOKです

 

〈バックバンドのご紹介〉

f:id:mojomanta:20170413215512j:image

福井県小浜市で1978年から活動している伝説的ブルースバンド“Barrel House Blues Band”からベースとドラムが参加!(ブルースセッションの部のみ)

いなたいシャッフルを背にブルースをぶちかますまたとないチャンス!

(このためブルースセッション枠ではベースとドラムの方が参加できません、ごめんなさい!)


〈お車で来られる方へ〉

会場向かい側に立体駐車場があるのでそちらにお車をお停めくださいませ。

駐車券をお渡しします♪

 

 

敷居が低くワイワイ楽しめるセッション大会にしようと思っています。

特に若い人の参加を待っています!

見学のみももちろんOK♪

 

とりあえず今日は外枠についてお知らせしました。


これだけじゃ当日やる曲のイメージ全然分からんやん、、、という方。

ご安心ください!


セッション曲の詳細をまた当ブログにて書かせて頂きます!

そちらもご覧ください♪


文章:菅原翔一

やっぱりライトニングホプキンスにストラトは似合わないと思う件について

ミュージシャンにとってルックスというのはかなり大事な要素だと思います。
イケメンとか、ブサイクとか、そういう次元ではないです。
ルックスというより、風貌といったほうが正しい気がします。

その風貌を形成するのは何でしょうか。
生まれ持った本来の外見ももちろんあります。

その他には、ファッションも。
憧れのミュージシャンがいる人はその人の服装を必ず真似してみたことがあるはず。

そして、忘れてならないのが楽器のチョイス

アイコンになるミュージシャンは実に自分の個性を際立たせる楽器をチョイスしている。

例えば。。。

f:id:mojomanta:20170412235458j:image
スラッシュのレスポール

f:id:mojomanta:20170412235644j:image
ジミヘンのストラト

などなど。

絶妙に似合っていますよね。
文句のつけどころがない。

楽器の種類は星の数ほどあるのに、どのミュージシャンも自分にぴったりと合うものを選んでいる。

でもたまに例外がいるw

前回、紹介したテキサスブルースの雄、ライトニングホプキンス。
基本的にこの人はアコギ使いでそれがよく似合っている。

しかし、それをどう間違ったかエレキ(ストラトキャスター)を弾いていることが。

f:id:mojomanta:20170413000637j:image

。。。

。。


似合ってないww 

↑動画もあるよ。。。

。。。

。。


似合ってないww

しかも、サウンド的にも別にアコギでもよくない?っていう感じです笑

でも、そこはやっぱりライトニングホプキンス。
あくまで、我が道をひたすら真っ直ぐ貫き通すブルースマン
相変わらずの大見得切りの弾き方を見るとかっこええなぁと思えてしまうから不思議なのです。

自分が似合わない楽器をあえて使うライトニングホプキンス、彼こそ真のブルースマンなのかもしれない。。。

(でもやっぱり似合ってない!)

文章:菅原翔一

動画で見るブルースマンその② オーティスラッシュ


Otis Rush : So Many Roads - YouTube

泣きのブルースギターといえばBB KINGを思い浮かべる人が多いと思います。
(僕も思い浮かべますw)

ただし泣きのギターを語る上で忘れてはならないと思うのがこの人。


f:id:mojomanta:20170411224544j:image
オーティスラッシュ

f:id:mojomanta:20170411224553j:image
オーティスラッシュ。

オーティスラッシュのギタースタイルの特徴はなんといっても右利き用ギターを反対に構えるスタイル(=松崎しげるスタイル)。
つまり弦が普通の逆っていうことです。

この動画はそんなオーティスラッシュの凄みのあるギタープレイとボーカルが堪能できます。

後ろからのアングルがサマになる。
背中がでかい。
いったいこの人は何を経験したのだろうと考えてしまう。

"So many roads, so many trains to ride"
(たくさんの道、たくさんの列車、俺はどっちに行けばいい??)

叫ぶように歌うボーカル。

つい現代社会の生き方の選択肢の多さに迷い、悩む自分に照らし合わせてしまいます。

オーティスラッシュは実力があるにも関わらず、不運なレコーディングキャリア続きでした。
そんなオーティスラッシュもいったいどっちに行けばいいんだと悩んでいたのでしょう。

悩んでいるのは自分ひとりだけではない。
オーティスラッシュのブルースに救われるのです。
凄みもあるが優しさもある。
オーティスラッシュは僕にとってそんなブルースマンです。

文章:菅原翔一





ちょいと人選がマニアック過ぎませんか?? 「ブルースに焦がれて」

ブルースっていうのは森みたいなもんだと思ってます。
足を踏み入れる。
周りは鬱蒼と木々が生い茂っている。
迷って当然。
迷わないほうがおかしい。

何が言いたいかというと。。。
ミュージシャンの数が多すぎて何を聴けば分からんぜよwっていう話です笑
しかも年代、エリアによって形態も変わってくる。

さてどの年代の、どのエリアのどのミュージシャンを聴こうかな、、、?
選べる訳ないですよねww 

王道ではありますが森を見るのはとりあえず諦めてまずは木をよく観察することから始めましょう。
つまり著名なブルースマン/ウーマンを探して少しずつ深掘りしていくのです。

そういうときはこんな本が役に立ちます。

f:id:mojomanta:20170406214847j:image
「ブルースに焦がれて」

この本では12人のブルースマン/ウーマンの人生が伝記仕立てで紹介されています。

⚫︎ロバートジョンソン
⚫︎マディウォーターズ
⚫︎ベッシースミス
⚫︎ハウリンウルフ
⚫︎ブラインドレモンジェファーソン
⚫︎Tボーンウォーカー
⚫︎ビッグジョーターナー
⚫︎プロフェッサーロングヘアー
⚫︎BBキング
⚫︎エタジェイムズ
⚫︎チャックベリー

そうそうたるメンツです。
そして同時に思うのです。

ちょっとマニアック過ぎませんかw

いやロバジョン、マディ、ウルフ、BB、チャック、Tボーンは分かるよ。
でも他は。。。

でもね。

でもね。

言い換えるとブルースを聴く醍醐味の一つ「他の人が聴いていない音楽を聴く」という欲求がより濃く満たされます笑

最初からプロフェッサーロングヘアー聴いてますとか、ロニージョンソン聴いてますとか、、、
思い切りドヤれますやん、、、?笑

ドラクエで例えたら冒険開始時点で最強装備状態です(^ω^)

最強装備状態で深遠なるブルースの世界の冒険にいざ出発だ!

文章:菅原翔一
写真:菅原翔一



コスパ最強入浴剤はこれだ!100円で5包入!湯宿巡り

一人暮らしでも湯船に浸かりたい派です。
でもって入浴剤を何かしら入れたいのです。

しかし入浴剤って結構高くないですか??
ただでさえ湯船をはるとガス代がかかるのに更に入浴剤でお金をかけるのはどうかと、、、

そこで今日は僕が普段から使ってる入浴剤をご紹介。

f:id:mojomanta:20170403232400j:image

その名も湯宿巡り。
ライオンケミカル株式会社っていうメーカーが販売しています。

コスパの良さが半端ない!
100均で買えちゃう。
しかも5包入り。
f:id:mojomanta:20170403232558j:image
1包あたり約20円。
安すぎ。

安いだけではなくて実力もなかなかのものです。
香りも申し分ないし、何より体がポカポカ温まります。

f:id:mojomanta:20170403232814j:image
今日は能登に行くことにしました。

f:id:mojomanta:20170403232841j:image
白いです。
ちなみに実際の能登温泉(ねぶた温泉)は無色透明らしいよ。

あーいい気持ちだぁ〜。
ブルースを口ずさみながらゆっくり疲れを癒します。

コスパ最強の入浴剤、湯宿巡りを皆さんも是非ともお試しあれ♪








動画で見るブルースマンその① ロバートジュニアロックウッド

Robert Lockwood, Jr. - Sweet Home Chicago - YouTube

ロバートジュニアロックウッドのSweet Home Chicagoの演奏動画。
このときジュニアロックウッドはなんと91歳

ロバートジュニアロックウッドはよくロバートジョンソンの義理の息子と紹介される。
しかし自分の中では間違いなくロバートジョンソンの音楽性を独自の感性で消化し、昇華させシカゴブルースの基礎を築いた人である。

ギターは派手なテクニックの見せびらかしは一切ない。
しかし同じことを繰り返さずクールなフレーズを随所にちりばめるセンスの良さは驚嘆である。

ボーカルも非常に味わい深い。

実はブルースを聴き始めたときにこの動画を見たことがある。
しかし正直に言うとなんにも感動しなかった

ただ、今見てみると物凄い凄みを感じる。
ロックウッドの気迫が画面越しから飛び出してきそうだ。

その気迫、凄みを感じることができるようになったというのがなんとなく嬉しい。

この凄みを一人でも多くの人に感じて欲しい。

文章:菅原翔一

ブルースの旅に出たくなる 桑田英彦著「ミシシッピブルーストレイル ブルース街道を巡る旅」

f:id:mojomanta:20170328213003j:image

今日は最近読んだ本について。
桑田英彦のミシシッピブルーストレイル。
P-Vine BOOKSから出版されています。

ミシシッピブルーストレイルとはミシシッピブルースコミッションという団体が運営しているプロジェクトのこと。
このプロジェクトはミシシッピ出身のブルースマンたちのゆかりの地を100ヶ所以上リストアップするという内容。
それぞれの場所にはTHE BLUES TRAILと書かれた看板が掲げられています。

この本ではそんなミシシッピブルーストレイルが紹介されています。

例えば
⚫︎BBキング博物館、ハウリングウルフ博物館、デルタブルース博物館などのミュージアム
⚫︎BBキング、サンハウス、マディウォーターズなどの有名ブルースマンの出生地
⚫︎プロフェッサーロングヘアなどの有名ブルースマンがプレイしていたライブハウ
などなど
言い出したらきりがないくらい笑

いわゆるガイド本ではないので詳しいアクセスなどの情報はあまり載っていない。
また写真の数も少なかったり小さかったりする。

でも自分的にはそこがいい!
そっちのほうが想像力をかきたてられてワクワクできる!

ブルースへの旅をしたいという意欲がぶち上がりました。
いざ米国へ!