青がきこえる

ブルースの底なし沼へようこそ

【ライブ情報】ブルースが好きすぎて勝手に10/27(土)酒蔵でブルースフェスティバルを開催します!@福井県小浜市 丹波屋蔵夢

おもしろき

ことなき世を

おもしろく

(高杉晋作 辞世の句)

 

おもろいことないなら自分でやろう!

おもろいことやるなら自分がトコトン好きなモンで!

 

ということで10月27日(土)福井県小浜市でブルースフェスティバルを開催します。

このイベント自体は同日に福井県小浜市で7会場で同時開催される福井県嶺南地域で最大規模の音楽イベント「ワカサカンターレ」での「ブルース会場」という位置づけなのですが・・・

 

会場担当者の僕としてはブルースフェスティバルという独立したイベントをやる気持ちで行こうと思っています。

職権乱用上等です。

ブルースの存続のためにはそこまでやらなければならない。

 

さぁ関西圏、北陸圏のブルースファン、10月27日は福井県小浜市へ!

open: 11:30

start: 12:00

 

【出演者】

気になる出演者ですが・・・

5人の素晴らしいミュージシャンに出演して頂くことが決定致しました!

20代のミュージシャン3人とベテランミュージシャン2人。

裏テーマは20代の意地とベテランのプライドのぶつかり合い!

 

ふぁっきんしゅんた

奈良県で活動中のスライドギタリスト。

高校生のときに聴いたAllman Brothers Band、The Black Clowesなどサザンロック系のスライドギターに強い衝撃を受けスライドギターにのめり込む。

口癖は「僕、27歳で死にます!」

 

⇒12:00より出演

 

礒崎陽平(from 50/50's)

大阪を中心に勢力的に活動する2ピースガレージR&Rロール「50/50's」から今回は単独で参戦。

バンドでは2016年にFUJI ROCK FESTIVALに出演も果たしている。

ルーツミュージック、そしてロックンロールから影響を受けたスライドギターが吠える。

 

⇒13:00出演

 

m20ritsu

今回のイベントの中で紅一点の女性ブルースマン

主に石川県で活動中。

ブルースはダンスミュージックだ!という信念から紡ぎだされるデルタのビートは聴くものを躍らせること間違いなし!

「ロバートジョンソンに10年早いわ!」という心ない批判はスライドギターでぶったぎります。

 

⇒14:00出演

ひさのぺりっくす

京都、大阪で活動するロケンローバンド「はいからはくち」からソロで参戦。

ジミヘンドリックスに強い衝撃を受けブルースにのめり込む。

音楽のみならずギター1本でメキシコを旅するブルースマンを地で行く生き方にもファン多数。

愛称はふーちゃん。

 

⇒15:00出演

打越元久(プロミュージシャン)

やしきたかじんの一番弟子として約4年間たかじんに師事。

ギター、歌、トークの3本柱で聴くものを笑わせ希望を与える。

歌を支えるブルースギターにも是非とも注目!

そして思い切り笑ってください!

 

⇒16:00出演

 

どのミュージシャンも個性的で楽しいライブになること間違いなしです。

(ほとんどスライドギタリストという驚異的なイベント!笑)

 

特に打越さんという超豪華特別ゲストが!

第一回目でこんな凄い人に出演して頂ける嬉しさ!

 

【会場は酒蔵で雰囲気◎】

会場ですが丹波屋「蔵夢」というところで行います。


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なんともともと酒蔵として使われていたところです。

雰囲気抜群のロケーションでブルース聴けるって凄くないですか?

 

お酒などの飲み物も販売します♪

 

【アクセス】

住所:福井県小浜市鹿島56丹波屋裏手「蔵夢」

http://www.丹波屋酒店.com/〒917-0067 福井県小浜市小浜鹿島560770-53-3317https://maps.google.com/?cid=177436014939690422

 

※お車でお越しの方は近場にある「マーメイドテラス駐車場」にお停めください♪

 

 

霊視をしてもらったらビビったお話

前記事にも書いたようにひょんなことがきっかけでほぼ毎日神社に参拝に行っている。

やっぱり不思議なことに運気が上がる。

ということでスピリチュアルな世界に興味を持ちだした。

(もともと人智を超えたものは存在するとは信じていたけど)

 

そんなタイミングでとある人に霊視をできる人を紹介して頂いた。

正直、半信半疑だったのだが・・・

(最初から100%信じれる人がいたら、その人は気をつけたほうがいい!笑)

 

結果、行ってみてよかったです。

 

カウンセリングしてくださった方は正直、普通のおじさんといった感じでしたが、、、

もう凄いの、なんの。

 

面白かったのが第三者も霊視してもらえること。

写真をカウンセラーの人に見せて、名前を告げるとこの人は○○な人やね、と視てもらえる。

それが気持ち悪いくらいピタリと言い当てられているので鳥肌がたちまくりでした。

(今も思い出すと鳥肌が立ちます。。。)

 

僕の知人にいい人なんだけど会うと何故か気分がゲンナリとしてしまう人がいるのですが・・・。

何でかなぁ?と今まで思っていた疑問が解消された。(その理由も鳥肌モンでしたけど)

いろんなことがピタリと符号した。。。

 

自分のカウンセリング結果なのですが、白色の龍がついているとのことでした。

滅多についている人はいないということでかなりレアとのこと。

 

この龍がついている限り、何をしても上手くいくそうです。

 

むむ、、、前職はあまり正直うまくいかんかったぞ・・・

「何故うまく行かなかったのでしょうか・・・?」

 

単に致命的に向いてなかったんでしょうね

 

向いてなかっただけかい!笑

 

龍は志を持ち続けて、周りの人たちを幸せにしようとする限りずっと応援してくれるそうです。

逆に志を見失った瞬間、龍はどこかへ行ってしまうそうです。

 

あと強い波動が僕から出ているようで、基本的に周りの人に良い影響を与えるようです。

しかし、逆に僕の波動が強すぎて人によってはかなり悪影響を受けるから気をつけてねって。

どう気をつければいいんだろう・・・笑

 

なにはともあれこれからも龍と一緒にブルースをいろんな人に聴いてもらえるように邁進して参ります。

 

ちなみに音楽ライターとして成功するけど、それだけでは経済を回しきれないから他の収入源も確保しておいたほうがいいよーとのアドバイス

リアルやなぁ!笑

 

文章:菅原翔一

 

 

「ありがとうございます」で謙虚さは維持できる

最近、調子がすこぶる良い。

 

もともと運気はかなり強いと自負している。

特に人運はピカイチ。

尊敬できる人に囲まれて日々勉強させて頂いている。

 

その運気が更に上昇中である。

実は先月末から神社参拝を始めた。

それから幸運の波が怒涛のように押し寄せている。

アイディアも次から次へ思い浮かぶ。

神社SUGEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!!!

 

とにかく運がかなり強い状態なので、少し自惚れの気持ちが自分の中で芽生えてきているのも事実。

いかんいかん!

謙虚さを維持しなければ人間の成長は止まる。

 

ということで僕は「ありがとうございます」をとにかく心を込めて言うように今意識している。

 

まず人と出会ったときに挨拶として「ありがとうございます!」

そして別れ際に「ありがとうございます!」

これで1人につき2回はありがとうございますを必然的に言うことになる。

 

ありがとうございますは謙虚な状態でなければ言えない言葉。

それを意識的に言うことによって必然的に謙虚になる。

 

ということで謙虚さを維持するために僕は今日もありがとうを言いまくる。

 

文章:菅原翔一

 

澱んだ側溝と白いサギ(と安陪政権)

今日、起き掛けになんとなしに散歩でもしようと家を出た。

僕の家のすぐ側に側溝がある。

水量はそれほどないので流れが悪い。

流れが悪いと当然、水が澱んでお世辞にも綺麗とは言えない。

 

そんな側溝からバサッと突然大きな音が聞こえた。

びっくりして側溝のほうを見ると、大きくて真っ白なサギがその側溝から正に飛び立つところであった。

澱んで汚い側溝と真っ白くて綺麗なサギの羽のコントラストの光景が写真のように切り取られた。

 

何故かそれにとても感動した。

 

飛び立ったサギは僕の頭上を遥かに飛び越えて、ゆっくり旋回して家屋の屋根にとまった。

 

そのサギの様子を見ながら僕は何故側溝とサギに感動したのか考えた。

暫くして答えが閃いた。

 

人間はどんな環境であっても心の持ちようで美しく生きていけるのである。

澱んだ側溝は自身の置かれた環境、世相で白いサギは心のありようのメタファーだったのだと僕は思う。

 

よくツイッターなどで安陪政権だから・・・とか不景気だだから・・・などのネガティブな投稿をよく見かける。

 

安陪政権、結構じゃないか。

不景気、結構じゃないか。

 

どんなに世の中が澱んでいようとその人の心のありようが美しければ美しく生きていける。

厭世になってはいけない。

問題はいつも自分の中にある。

 

側溝の汚れを背景にしたサギの真っ白い羽は雪のように美しかった。

 

 

 

10,154kmを飛び越えるブルースピアノ 10月7日アリヨさんのライブレポート

10,154km。

日本からシカゴへの距離である。

そんな遠く離れたシカゴへ移住し、ブルースピアノを弾くピアニストがいる。

それが有吉須美人、通称アリヨだ。

 

そんなアリヨのブルースピアノを聴きたくて京都のRAGまで足を運んだ。

開場時間の1時間ほど前に会場に到着したのだがもう4,5名ほど女性客が。

どうもアリヨさんの高校の同級生っぽい。

このライブはプチ同窓会も兼ねていたのであった!(皆さん懐かしそうに昔話をされていてとても楽しそうでした!)

 

開場時間に近づくにつれてどんどんお客さんが増えるわ、増える。

整理番号が後ろのほうだったから、席が後ろの方になってしまう!という焦りのような気持ちと、こんなにブルースを愛してくれている人がいるのか!という嬉しい気持ちが混ざり合うなんとも不思議な気持ちになった。

 

開場!

整理番号順に会場になだれ込むお客さん。

席はやっぱり後ろのほうなんだろうなと諦めていたけど難なく最前列に座れた。

アリヨの反対方向だったからアリヨのブルースを弾く姿の全体像がしっかり見れるいい席でした。

ラッキー!!

 

開演!!


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アリヨの指から紡ぎだされるブルースから何となくシカゴの冷たい空気が鼻に入ってくるような気がした。

何とも心地の良いシャッフル。

楽しすぎる~!

思い切りノリノリで聴いてしまう。

 

バンドはこのライブのためにつくられた1回きりのバンド。

リハーサルも2時間ほどらしくメンバーも探り探りで少しぎこちない。



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そんな中、京都で活躍するブルースユニット、TWINSの双子の兄の方の小竹直さんが実に全体の音を聴いて、バンドサウンドを盛り上げるためのギターを弾いていたのが印象的だった。(一瞬でファンになりました!)

少しずつ息が合ってくるバンドにこれが音楽やなぁ!と妙に興奮してしまう私。

 

アリヨはもう弾きまくり!

終始笑顔でノリノリだ!

お客さんはもっとノリノリ!

そう、ブルースってこんなに楽しくて嬉しいんだよ。

 

シカゴブルースの名曲がたくさん演奏されていく中、印象に残ったのが2曲。

リトルウォルターのMy BabeとベッシースミスオリジナルのAin't Nobody Business。

この2曲に共通するのが僕の大好きなブルースマンのロバートジュニアロックウッド。

My Babeでは凄くキャッチーなバッキングを弾いているし、Ain't Nobody Businessでは2回目の来日公演でとても感動的な演奏をしている。

 

My Babeはアリヨのアレンジでリズムが原曲と一風変わっていてとても面白かった!

「俺のアレンジやから!」っていつも強調しているとMCで。

強調して頂かないと!それくらいとっても面白いリズム!

 

そしてなんとAin't Nobody Businessではロックウッドの来日ライブでアリヨが弾いていたピアノソロを自分の耳で聴くことができた!

 

なんとなくピアノを弾いているアリヨの傍でロックウッドが静かに微笑みかけているのが見えたような気がする。

それに涙腺が思わず緩む。

 

ライブ終了後にアリヨさんに失礼千万なのは承知でロックウッドはどんな人でしたか?と聞いてみた。

 

「好々爺でしたよ。僕には凄く優しくしてくれたけど音楽には物凄く厳しい人でした。」

アリヨさんが笑顔で答えてくれた。

僕がロックウッドのアナログレコードを聴きながら想像してきたロックウッドと一致していたのが嬉しかった。

 


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アンコール後のGot My Mojo Workin'は大盛り上がり!

Nacomi & The Blues TempleのNacomiさんが乱入したりと大人数で賑やか!

もうコール&レスポンスのガタマイモウジョワーキン!は拳振り上げて一緒に歌ってました笑

 

多分、ブルースを普段聴かないであろう上品そうなおばちゃん(失礼!)が立ち上がってノリノリで踊りまくる!

これを見て涙がでるほど僕は嬉しくなったのです。

そう、おばちゃん(失礼!②)、ブルースってこういうことなんやね。

凄く楽しくて嬉しくなっちゃうんよね。

 

最後にアリヨさんのヴギウギピアノでステージは締めくくられた。

大満足で会場を後にした。

 

 10,154kmという距離を飛び越えてブルースピアノを弾きつづけるアリヨ。

 

「ブルースっていうのはそいつの生き様のことやろうが」

僕にブルースの泥沼にはまるきっかけを与えてくれたとある喫茶店のマスターに言われた大事な言葉がある。

 

語弊を恐れずに言うのであれば僕はアリヨさんのピアノには感動しなかった。

ピアノの音を通して伝わってくるアリヨさんの生き様に深く感動したのだ。

 

生き様は自分で決めればよい。

自分らしく、という曖昧な言葉はひとまず置いておこう。

自分が納得できることを精いっぱいやろう!

アリヨさんのブルースピアノがそれを教えてくれた。

 

文章:菅原翔一

生活者としてのブルース。オーティスラッシュ逝く。


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9月29日にオーティスラッシュが天国へ旅立った。

享年83歳。

 

僕がオーティスラッシュの大好きだったのは生活者としてのブルースを演奏していたから。

音楽を表現としてではなく生活のために演奏する。

 

戦前のブルースマンは表現としてギターを弾いていただろうか?

否、生活のためである。

それに近いものをラッシュから感じるのである。

 

それでも、一度ステージにあがれば出てくるサウンドは凄みのある迫力!

そして熱いサウンドと対象に表情はクールというギャップ萌えである。

 

生活。

それは文字通り生きていくための活動である。

 

生活に疲れてなんかいられない。

男は働いて、生活を回していくんだ。

 

ラッシュのギターはそんな当たり前のことを僕に教えてくれる。

 

安らかにオーティスラッシュ。

これからもずっと大好きだよ。

 

文章:菅原翔一

 

【ライブ情報】10月、本場シカゴで活躍する日本人ブルースピアニスト有吉須美人さんが日本に!@京都&大阪

アリヨの愛称で知られる本場シカゴで活躍する日本人ピアニスト有吉須美人さんが10月、日本に里帰り&ライブをします!

会場は京都と大阪なので関西圏に住んでいるブルースファンは是非とも!

 

  • 10月7日(日)→RAG@京都
  • 10月12日(金)→雲州堂@大阪

の2本のみ!

 

 

<<<<< 10月7日(日曜) 京都 RAG >>>>>

【チョット帰って来ました!有吉須美人(アリヨ)と同級生の遊びライブ】

有吉須美人(P,Vo from シカゴ)
西野やすし(Vo,G)
堀尾哲二(Ds)
ゲスト/
小竹ただし(Vo,G)
山田晴三(B)

開場18:00/開演19:00
前売3000円/当日3500円:学生前売2500円/学生当日3000円

 

 

<<<<< 10月12日(金曜) 南森町 雲州堂 >>>>>

【チョット帰って来ました!有吉須美人とアリヨズシャッフル+小竹兄】

アリヨズ・シャッフル
有吉須美人(p.vo)
田中晴之(g)
ダンカン林(b)
四宮知之(d)
ゲスト/小竹ただし(vo.g)

開場18:30/開演19:30
予約¥3000/当日¥3500
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◆雲州堂の電話予約
06-6361-3903
◆メール予約
info@iori-unshudo.com
件名を「イベント名○○○」として名前/人数/電話番号明記。雲州堂からの返信を持って予約完了。

雲州堂
地下鉄南森町駅から徒歩直ぐ
http://www.iori-unshudo.com/access/

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最後にアリヨさんとジュニアロックウッドの共演動画を。

これが生で見られるんですよ?

行くしかないでしょ!

 

 

www.youtube.com

 文章:菅原翔一

情報提供:Mさん(ありがとうございます!)