青がきこえる

ブルースの底なし沼へようこそ

ガレージロックが好きなら間違いなし!Hound Dog Taylor「Natural Boogie」


ブルースと聞くと拭えない何となく暗く重たいイメージ。
しかし実は案外ノリが良くて楽しい曲がたくさんあるのです。

今日、紹介するアルバムは飛びっきり楽しいブルース名盤の「Natural Boogie」by ハウンドドッグテイラー
1973年発売。

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(ブルース名盤というよりブギウギ名盤といったほうがしっくりくるか)

まずは音から聴いてみてください!

「Wild about you baby」
Natural boogieには収録されていませんがハウンドドッグテイラーの代表曲のひとつ。

どうでしょうか??
ブルースのイメージが大分覆りませんか??

•アンプをギャンギャンに歪ませて突き刺すようなスライドギター
•軽快なノリ(こういうのをブギウギといいます)
•バックのHouse Rockersのどっしりしたリズム(実はベースレスだったりする)

この3つがハウンドドッグテイラーの魅力の三本柱です。

このNatural Boogieにはそんなハウンドドッグテイラーの魅力がギッシリ。

軽快かつ重厚なリズムで最初から最後まで駆け抜けていくようなアルバムです。

ハウンドドッグテイラーのスライドギターの荒々しいサウンドはガレージロックが好きな人には物凄くハマると思います。
歌い方もガレージロックぽいしね。
(多分ホワイトストライプスのジャックホワイトはかなり影響を受けてると思う)

そして弾いてる表情もゴキゲンでいいのだぁ~
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文章:菅原翔一