青がきこえる

ブルースの底なし沼へようこそ

だから僕はレコード派〜非オーディオマニア的レコードのお話〜

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僕の家にはCDプレーヤーがない。

代わりにあるのがターンテーブル
つまりレコードだ。

しかしこういうのもアレだが僕はオーディオマニアと呼ばれる人種では全くない。
目隠しをしてCDとレコードの音を当てろと言われても当てる自信は全くない。

しかしそれでもレコードが好きだ。

さて、今日は何故僕がレコードで音楽を聴くかを書いていきたいと思う。
この記事を通して若い人達にレコードの魅力が伝えることができたらなと思う。

【僕がレコードで音楽を聴く理由①ジャケットがでかい】

あたりまえだけど、ジャケットの大きなこと。
CDと比べるともはや巨人級である。
(しかしこれでもCDより再生時間が短い笑)

この大きさのおかげでジャケットがちょっとした絵画を見るような感じで目で楽しめる。
お気に入りのジャケットを並べるだけでお洒落なインテリアに早変わりだ!

ちなみに僕はガキの頃から大きなものがひたすら好きだった。
大型のパワーショベルが大好きで幼稚園のとき母と一緒に工事現場を見学しにいったものだ笑

【僕がレコードで音楽を聴く理由②「ちょっと」集中して音楽を聴ける】

便利さの面で考えたら圧倒的にCDに軍配があがる。

レコードで音楽を聴こうと思ったら

ターンテーブルにレコードを載せる
②レコードに針をのせる(マニュアル式だったらそーっとのせないといけないから更にキツいw)
③A面が終わったらB面にひっくり返す
④B面に針をのせる(マニュアル式だったら・・・ええい!割愛!!)
⑤マニュアル式だったらB面が終わったら手動で針をもどす

レコードで音楽を聴いたことがない人にとったらなんのこっちゃという話ですねw
とりあえず「めんどくさい」というのが分かってもらえればw

一方、CDは再生ボタンを押せば最後までしっかり再生してくれるという。。。
死角はなかった。

ただし、このレコードの不便さはひっくり返せば武器にもなる。
少しめんどくさいだけにしっかりと音楽を聴こうという気持ちになるのだ。

もちろん僕はレコードで音楽を聴きながら読書をしたり家事をしたりする。
でも作業をしながらでも「ちょっと」集中して音楽を聴こうというつもりになるのだ。

またレコードをひっくり返す作業はちょっとしたインターバルになる。
A面からB面に切り替わるときまた新たな気持ちで聴こうと思えるのだ。

【僕がレコードで音楽を聴く理由③お酒に合う】

先日、ブログで書いたように僕はお酒が好きだ。
嬉しいことにレコードの音質、そして雰囲気が尋常ではないくらいお酒に合うのだ。

休み前にレコードでブルースをかけながら呑むウイスキーは格別だ。
柔らかい音と柔らかなアルコールが混じりあい最高にリラックスした気持ちになる。

CDでもリラックスはできるとは思うが、ここまでとろけるような感覚にはならないと思う。
僕の本能がそう言っている。

【最後に】
鳥と小鳥とそれから私、みんな違ってみんないい。
レコードとCDもそれぞれ違ってそれぞれいい。
でもまだレコードで音楽を聴くという体験をしたことがない人は是非レコードで音楽を聴いてみて欲しい
(幸いにもレコードブームの影響で手軽にレコードを楽しめるようになってきた)

確かに不便な面もあるけれど、それは紛れもなくレコードの楽しい部分であると僕は思う。
ドッサリと重いレコードを両手に持って京都の町を歩き回るとき、僕は世界で一番幸せです。