青がきこえる

ブルースの底なし沼へようこそ

同じことをくりかえすくらいなら、死んでしまえ。岡本太郎「壁を破る言葉」がアツい。

 

壁を破る言葉

壁を破る言葉

 

 

岡本太郎が好きだ。
彼の生み出してきた芸術ももちろん好きだ。
しかしそれよりも好きなのは岡本太郎自身の生き方だ。
常に孤独、しかし一人で自分の運命に楯突く真っ直ぐな生き方。
彼の芸術はそんな彼の生き方をキャンバスにぶつけているようだ。

大学生のときに読んだ岡本太郎の「自分の中に毒を持て」は僕の座右の一冊。
人に本のおすすめを聞かれたときは必ずこの本を薦めている。
(いまだに実際に読んで僕に感想を言ってくれた人は一人もいません)

本日、紹介する「壁を破る言葉」は岡本太郎の人生の壁にぶちあたっている全ての人のための名言集。
文字数は名言集だから非常に少ない。
普段、本を読まない人でも小一時間以内で必ず読めるはずだ。

必ず、必ずあなたの魂を揺さぶる一文と出会えるはずだ。
悩んだときに、適当にページを開いて欲しい。
もう一度、立ち向かうための勇気をもらえるはずだ。

ひとが「あらいいわねえ」なんて言うのは、「どうでもいいわね」と言ってるのと同じなんだよ。
今、パッと本を開くとこんな言葉がでてきた。
綺麗と美しいは正反対。
グッときた人は是非とも読んで欲しい。

文章:菅原翔一
写真:菅原翔一