現在進行形のブルースを追い求める
ブルースの名盤をただ単にブログで紹介してても意味なくない?って最近思った。
意味なくない?というか実際意味がない。
だっていろんなブログがもう既にやっている!
誰かがやっている仕事を上書きするのは仕事とは呼べない。
もちろん完全に意味がない、と言っている訳では無い。
その人が持つ感性でレビューすることによって、新しい切り口で音楽を楽しめるということが今までに何回もあった。
とどのつまり大事なのは誰がレビューするかなのだと思う。
例えば・・・鮎川誠さんが紹介するブルースの名盤などはめちゃくちゃ面白い!
それはやっぱり第一線で何十年もブルースを下地にしたロックンロールを演奏してきた「鮎川誠」という感性が紹介するから面白いのだと思う。
(あとホトケさんのディスクレビューも物凄く面白いのでオススメです!ほとばしる文才!)
ということでブルースを紹介するにあたり、自分が何者であるかということを今日、決定した。
僕は現在進行形のブルースを追い求めていく!
現在進行形・・・それは今まさにブルースという音楽を演奏しているプレイヤーであったり、バンド、そしてブルースを愛する人が営むお店などのこと。
僕はそれらをひたすら取材して紹介していきたいと思う。
もちろんこれからもブルースの名盤をどんどん紹介していきたい。
しかし「現在進行形」を意識して記事を書いていきたいと思う。
そうすることによって、
過去のブルースを過去のものとしてではなく、現在のものとして紹介することができるのではないだろうか。
大袈裟な言い方をすると過去のブルースを現在のものとして蘇らせたい。
ただし、面白いのが僕のターンテーブルに乗っているマジックサムの音は、それ自体が間違いなく現在進行形の音であるということ。
この美しい音を絶やしたくない、僕の願いはそれだけである。
(ということで、こういう面白いお店あるよ!とかこんなブルースを演奏する人がいるよ!という情報がありましたら教えてください・・・予算と時間が許す限りどこへでも参ります)
文章:菅原翔一