青がきこえる

ブルースの底なし沼へようこそ

1956年製グレッチニューヨーカーを購入してから丁度1年経った その①

うだるような暑さは一体どこへやら。
急に秋の到来を感じるような気候になってきた。
秋に押し出されて夏はどこへ行くのだろう。


先日、ブログでも書いたヴィンテージのピックギターを購入してから丁度1年が経った。


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少し感慨深いのでブログで記事にしようと思う。
BGMはアレサ・フランクリンのLADY SOULで。


まずこのギターとの出会い。
出会いはデジマート(笑)
超今風な出会い方だった。
画面越しでもビビッとくる何かを感じた。
しかも大阪にある!!(僕の住んでいる地域は大阪へのアクセスが比較的良い)


12万円。
ギターフリークの方には「やっすっっww30万円くらい出せよww」と馬鹿にされそうな金額ではあるが・・・
安月給の僕にはかなり高額な金額である。


どうしても欲しかったので自分の所有していたエフェクター類を全部メルカリで売却w
それでも足りなかったのでもう聴かないであろうレコード、服なども売却。
それぐらいどうしても欲しかった。


お金は無事に捻出できたのでいざ大阪へ。
行きの電車の中では、期待に踊りだしそうになる気持ちと、
「ここまでして費用を捻り出したのにいざ気に入らなかったらどうしよう・・・」
と少し不安になる気持ちが混ざりあっていた。
この2つの気持ちを綱渡りする感覚が今思うと楽しかった。


お目当てのギターが置いてある三木楽器アコースティックインにGoogleマップを見ながら到着。
お店は2階にあり、とてもドキドキしながら1段ずつ登った。


三木楽器アコースティックインはその名前の通りアコースティックギターを専門で取り扱うギターショップ。
「どこにあのギターはあるのだろうか・・・」
ここで不思議なことが起こる。
なんとなく磁力のようなものに引かれて歩いていったらそこにお目当てのギターがあるではないか。


すぐ店員さんを呼んで


「し、し、試奏させてくださいっ!」


興奮でどもる。
完全にキモイ子ちゃんである。
早く触りたい!早く弾きたい。


ギターでよかった。
これが女の子であれば僕は間違いなく今頃檻の中である。


店員さんにチューニングしてもらう時間もじれったくて「自分でやります!!」って言いそうになってしまったくらいである。


チューニングが無事に終わり
「はい、どうぞ」


いよいよ僕の手に・・・


以外に軽いんやな!
ネック裏のハゲ具合最高やーん!
ボディの塗装のヒビ割れくらいも最高!
ペグはオープンバックでサビ具合いい感じ!


女性で言うなら見た目は100点!
(自分自身の名誉を守るために明言しておくが僕は熟女趣味ではない、ちょっと年上のお姉さんは好き)


さぁて肝心な音の方は~♪(何故かサザエさん風に)


とりあえずEのオープンコードを。


ジャラララァーン♪


「買います!!!!!!」


一瞬で即決だった。


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この写真は店員さんがあまりにも僕が嬉しそうだったので撮ってくれたもの笑
うん、アホ面である。


長くなったのでまた次回に!


文章:菅原翔一