「アフガン•レポート」地雷源に迷い込んだ英国兵士達の恐怖を描く
-あらすじ-
アフガニスタンの地雷地帯に入り込んでしまったイギリス人兵士たちの戦いを、実話に基づいて描いた戦争ドラマ。2006年9月、タリバンとの戦いが泥沼化の一途をたどるアフガニスタンの山岳地帯で、パトロール中のイギリス人兵士が地雷を踏んで重傷を負った。仲間の兵士たちが現場に急行するが、そこは80年代にロシア軍が撒いた無数の地雷が眠る危険地帯だった。地雷による負傷者が増え続ける中、ようやく大型ヘリが救援に到着したものの、危険で近づくことすらできない。身動きがとれないまま時間だけが過ぎ、兵士たちは心身ともに追いつめられていく。
(映画.comより引用)
【派手なドンパチ物ではありません】
戦争映画といえばどうしても敵味方が双方入り混じって派手に撃ち合うのがデフォルトみたいな気もしますが、、、
この映画はほぼ銃撃戦はなく映画本編の時間の約8割が地雷源に迷い込んだイギリス軍兵士の救助を待つまでの恐怖を描いています。
そのため派手なドンパチ物がみたい!という方が見ると肩透かしをくらいます笑
僕もDVDのジャケットみてなんとなく借りたのでまさか地雷の映画だとは思いませんでした笑
僕の場合はそれが逆に新鮮で良かったのですが笑
(それでもヘリコプターが爆発「しているように」見えるジャケットはどうかと思う笑)
【対人地雷はやっぱり残酷だ】
地雷という兵器の目的は敵を殺すことではありません。
敵軍兵士を負傷させ救助につく兵士達を増やすことで前線で戦う敵の数を減らすこと。
つまり敵を半殺しにしておくための兵器。
めちゃくちゃ残酷です。
この映画でもその描写がしっかりなされています。
1名の兵士が地雷を踏む→仲間が助けに来る→仲間も地雷を踏む→助けるために更に人員を割く
後送するためのヘリコプターを運用する人員も合わせたらかなりの数、、、
しかも足を吹き飛ばされた仲間の苦痛の叫び声、、、これは精神的にきますって。
しかも周りは地雷だらけ!
仲間を助けようにも自分の足が吹き飛ばされてもおかしくできない。
身動きできない恐怖!
【ドン底の状況でのユーモア】
しかし誰もが精神的に参ってしまうような空気をなんとか変えようとジョークを飛ばし合う兵士達。
特に負傷した兵士達が仲間達にジョークを飛ばすシーンにはぐっとくるものがありました。
ドン底の状態で冗談を言い合えるのは肉体的にも精神的にも強い証拠だと僕は感じました。
危機的な状況とユーモアのコントラストに何とも言えないものを感じました。
救助にきたヘリコプターにジェスチャーでアルファベットを伝えようとするシーンで「YMCAかよ!」と自分でツッコミを入れるシーンは思わずクスッとしてしまいました。
【最後に】
この映画を観て昔読んだ「地雷を踏んだらサヨウナラ」というタイトルの本をふと思い出しました。
地雷を踏んだら自分の命とサヨウナラする訳ではない。
不便のない日常生活とサヨウナラする、、、
地雷ってやっぱり残酷です。
残酷な描写もありますが戦争の現実も知るためにも是非とも観て頂きたい作品です。
【レコード情報】京都の老舗レコード店WORKSHOPさんが移転します
移転のため今の店舗での営業は明日で終了とのことです。
移転先は京都寺町御池上ルのモーリスビルの2Fとのことです。
つまり100000t(じゅうまんとん)さんの上の階ですね(^ω^)
10月中旬に新しい店舗で営業を開始するとのことなのでレコードフリークの皆さん、新生WORKSHOPさんを応援しましょう!
あの4階までドキドキしながら上がっていく感じも好きやったけどねぇ(^ω^)
文章:菅原翔一
写真:菅原翔一
ブルース最初の1枚はロバジョンよりこれ!!Lightning Hopkins「Mojo Hand」
このブログでぶち抜く名盤リストということで僕が選ぶ名盤を紹介していますが、このアルバムはジャケットからぶち抜いていますね笑
鮮烈なジャケットです。
赤色のジャケを突き破ってでてくるのはモノクロの手!
ブルースの数あるアルバムの中でももっとも印象に残るジャケだと思います。
多分100回くらいこのアルバムに針を落とした僕がこのアルバムの魅力はズバリ!
①分かりやすい泥臭さ
ブルースという音楽は実に幅広いものです。
イメージしやすいスローテンポで泥臭いブルースもあればロバートジョンソンなど都会的で洗練されたブルースもあります。
そのため最初からブルースを聴き始めよう!という方がロバートジョンソンなどを聴き始めると「あれ?思ったのと違う、、、」という現象に陥ります。
しかしライトニングホプキンスのブルースはド泥臭いカントリーブルース。
実に分かりやすい!
安心して(?)聴けます。
②おいしいギターフレーズ
ライトニングホプキンスの最大の魅力のひとつとしてギターファンなら誰しもにんまりしてしまうフレーズを連発するセンスが挙げられます!
このMojo Handでもライトニングホプキンスのギターセンスが光りまくります。
楽器屋さんの試奏でライトニングのフレーズを弾いたら少し自分に浸れること間違いなしです。
(多分誰も気づいてくれないが笑)
おすすめはアルバム同タイトルのMojo Handのギターソロ!
簡単だしかっこいい!
③でへへ感
でへへ感ってなんやねん!とお思いになるでしょうが、、、
こればっかりはでへへ感としかいいようがない。
この動画をご覧ください。
That Woman named maryという曲を演奏するライトニング。
これがでへへです。
この大見得切りながらふてぶてしく笑いながら弾くのがでへへです!
数多いブルースマンの中でもこのでへへ感を出せるのはライトニングホプキンスだけ。
(なんとなーく意識的に出そうとしてる感じもして少し可愛く思えてしまう笑)
そのでへへから気分で平気で小節数を変えたりテンポを変えたりするのでバックのリズム隊を困らせるのもライトニングホプキンスだけ。
ちなみにスタジオ盤でもでへへと笑いながら演奏します。
実に楽しそうである、このオッサン。
-まとめると-
ジャケも良いし中身も良いアルバム!
是非ともライトニングのでへへ節をお楽しみください(^ω^)
ちなみに本アルバムのHave you ever loved a womanでいかしたピアノを弾いてるのもライトニングホプキンス。
意外と器用なオッサンである。
僕の母親がこのアルバムのパロディ絵を描きました。
Neko Hand??
文章:菅原翔一
写真:菅原翔一
協力:おかん
ガレージロックが好きなら間違いなし!Hound Dog Taylor「Natural Boogie」
しかし実は案外ノリが良くて楽しい曲がたくさんあるのです。
今日、紹介するアルバムは飛びっきり楽しいブルース名盤の「Natural Boogie」by ハウンドドッグテイラー。
1973年発売。
(ブルース名盤というよりブギウギ名盤といったほうがしっくりくるか)
まずは音から聴いてみてください!
「Wild about you baby」
Natural boogieには収録されていませんがハウンドドッグテイラーの代表曲のひとつ。
どうでしょうか??
ブルースのイメージが大分覆りませんか??
•アンプをギャンギャンに歪ませて突き刺すようなスライドギター
•軽快なノリ(こういうのをブギウギといいます)
•バックのHouse Rockersのどっしりしたリズム(実はベースレスだったりする)
この3つがハウンドドッグテイラーの魅力の三本柱です。
このNatural Boogieにはそんなハウンドドッグテイラーの魅力がギッシリ。
軽快かつ重厚なリズムで最初から最後まで駆け抜けていくようなアルバムです。
ハウンドドッグテイラーのスライドギターの荒々しいサウンドはガレージロックが好きな人には物凄くハマると思います。
歌い方もガレージロックぽいしね。
(多分ホワイトストライプスのジャックホワイトはかなり影響を受けてると思う)
そして弾いてる表情もゴキゲンでいいのだぁ~
文章:菅原翔一
【お手軽&節約】コンビニをカフェ代わりに使おう!
皆さん、こんばんは!
連日早起き中の菅原です。
早起き生活を続けてから毎日が自分でも驚くくらい充実しています!
もっと充実させるために5時半起きから5時15分起きに変更しました。
さて、今日は最近ちょっとしたマイブームの紹介です。
それはコンビニのイートインスペースをカフェ代わりに使うこと。
スタバに行けよ・・・との声が聞こえてきそうですが笑
ラテマネーという言葉があります。
これはアメリカで有名な資産アドバイザーのデヴィット・バック氏が提唱している言葉です。
コーヒーショップで購入しているコーヒーも月や年で計算すると馬鹿にならないくらいの金額になってしまいます。
このようにいつの間にか家計を圧迫する支出がラテマネーです。
(あくまでコーヒーは1例で人によってはビールマネーやスイーツマネーにもなり得ます)
カフェ代のために収入を減らしてしまうのも悲しい話。
でもカフェで読書をしたくなるのも事実!
そこで私はコンビニをカフェ代わりにすることを提唱する訳です。
↑
今日のコンビニカフェの様子
アイスコーヒー+チョコレートチュロッキー
合計208円
コーヒーと茶請け(コーヒー請け?)までついてこのお値段。
安い。。。
しかもこのチョコチュロッキーがめちゃくちゃ美味しいのです。
甘味と絶妙なほろ苦さが同居してなんともいえない味なのです。
そしてコーヒーと合うんだよなぁ、これが。
超おすすめ。
これなら週2回(週末を想定)しても
208円×2=416円
416円×4=1664円
安い。。。
しかも案外うるさくなく快適だったりします。
(もちろん昼間は除きますが)
どうしても煩いのが気になる方はイヤホンでジャズでも流しておけばOKです笑
そして嬉しいことにWiFiサービスがあったりコンセントがあったりと超便利です(^ω^)
↑ファミマで行っているWiFiサービス
60分×3回って十分過ぎます(^ω^)
皆さんもコンビニでラテマネーを節約してみてはいかがでしょうか。
もちろん他のお客さんの迷惑にならないように最低限のお気遣いはお忘れなく!