青がきこえる

ブルースの底なし沼へようこそ

映画だけで満足してたら勿体ない!バンドの良さがギュッと詰まってる。Blues Brothers「ブルースは絆(Briefcase Full of Blues)」

今日はとびっきり楽しい1枚を。
ブルースブラザースのブルースは絆です。
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1978年にアトランティックレコードよりリリースされました。


ブルースブラザースをあまり知らない人でもこのジャケの2人組に見覚えがあるはず!
ユニクロでTシャツも出ていましたね(^ω^)

ブルースブラザースといえばどうしても1980年の同タイトルの映画のイメージがありますが、、、
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映画だけで満足するのは実に勿体ない!


だ、だってさ、、、
正直つまんなくない??
ブルースブラザースの演奏シーンは最後以外ないし、、、
カーチェイスシーン長すぎるし、、、

(でもDVD買ってしまう+たまに観てしまう=好きっていうことなんでしょうね笑)

このアルバムではバンドとしてのブルースブラザースを120%味わえますよ(^ω^)

もちろんブルース兄弟のジェイク(太っちょのほう)のボーカル、エルウッド(ガリのほう)のハープもよい!
だけどそれを引き立てるバックの演奏がめちゃくちゃ熱い!!

それもそのはずバックの演奏陣がとても豪華!
MG'sのスティーブクロッパー(ギター)、ドナルドダックダン(ベース)!
そしてジェームスコットンバンドでバンドマスターをしていたこともあるマットマーフィー(ギター)!
ホーンセクションも豪華な顔ぶれ。

最初の登場の1曲がオーティスレディングのお前を離さないのインストなので演奏が実に際立ちます。
ホーンセクションはまるで1人の人間が何本ものラッパを吹いているかの如く息がピッタリ。
厚みが凄い。

ブルースブラザースという名前で少し紛らわしいがどっちかというとR&Bのカバーが多い。
それでもジュニアウェルズが演っていたMessin' with the kidもカバーされてるのが嬉しい。
(音はやっぱりスタックスっぽい感じになってて面白くもある)

A面6曲目のマットマーフィーの粘りのあるギタープレイは必聴!

ジェイクがエルウッドにハープソロを煽るときに「エルウッド!エルウッド!」と嬉しそうに声をかけるのがたまらない。
ライブってやっぱりこうじゃないとね。
バンドってやっぱり良いなーって純粋に思ってしまう。

ブルースブラザースは最高のエンターテイメント集団だ!!