同じことをくりかえすくらいなら、死んでしまえ。岡本太郎「壁を破る言葉」がアツい。
岡本太郎が好きだ。
彼の生み出してきた芸術ももちろん好きだ。
しかしそれよりも好きなのは岡本太郎自身の生き方だ。
常に孤独、しかし一人で自分の運命に楯突く真っ直ぐな生き方。
彼の芸術はそんな彼の生き方をキャンバスにぶつけているようだ。
大学生のときに読んだ岡本太郎の「自分の中に毒を持て」は僕の座右の一冊。
人に本のおすすめを聞かれたときは必ずこの本を薦めている。
(いまだに実際に読んで僕に感想を言ってくれた人は一人もいません)
本日、紹介する「壁を破る言葉」は岡本太郎の人生の壁にぶちあたっている全ての人のための名言集。
文字数は名言集だから非常に少ない。
普段、本を読まない人でも小一時間以内で必ず読めるはずだ。
必ず、必ずあなたの魂を揺さぶる一文と出会えるはずだ。
悩んだときに、適当にページを開いて欲しい。
もう一度、立ち向かうための勇気をもらえるはずだ。
ひとが「あらいいわねえ」なんて言うのは、「どうでもいいわね」と言ってるのと同じなんだよ。
今、パッと本を開くとこんな言葉がでてきた。
綺麗と美しいは正反対。
グッときた人は是非とも読んで欲しい。
文章:菅原翔一
写真:菅原翔一
見開き完結型のサクサク感!立川志の輔の「古典落語100席」で落語をライトに楽しもう!
古典落語100席―滑稽・人情・艶笑・怪談…… (PHP文庫)
- 作者: 立川志の輔,PHP研究所
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落語が少しずつマイブームなってきている。
人間の心の闇をえぐりだして心にズドーンとくるような音楽、映画、本も好きだ。
でもやっぱりそれだけだと心が病んでしまうw
磁石のS極、N極。
電気の+と-。
相反する2つの性質、しかも2つともなければならない。。。
人間も同じ。
陰があれば陽も必要だ。
陽はやっぱり月並みな表現になるが「笑い」だと僕は思う。
笑いにもいろんな種類がある。
コメディ映画、ギャグ漫画、漫才などなど数え切れない。
一概にどれが良いとは言えないが僕の場合が落語が自分に合っていた。
まだまだ知らないことだらけだけど落語って面白いよ。
人間をよく見ている。
落語にでてくる登場人物たちはロクでもない人間が多い。
浮気をする、働かない、盗みもする、恩を仇にして返すetc
人間というのはとても弱い、悲しいほど弱い。
でもそれでもいい、それが人間なんだから。
落語の根底にあるのはそんな弱い人間達を笑いを通して肯定することにあると思う。
前置きが長くなったがこの「古典落語100席」は落語への入り口みたいな本だ。
これだけは絶対に押さえておきたいという囃を立川志の輔師匠が100個紹介している。
ジャズでいうスタンダード的な感じかな。
特筆すべきは見開きで1話完結の形をとっていること。
つまりたった2Pで1つの囃のストーリーが凝縮されている。
落語は囃によって非常に長いのでこのスピード感は私のような初心者にとっては非常に有り難い。
また内容も的を射ていて実に分かりやすい。
解説に現代社会のエッセンスが入っているので落語の世界を身近に味わえるのも良い。
ライトに落語を味わえるので通勤、通学のお供にどうだろうか。
ちなみに僕の好きな囃はこんにゃく問答!
文章:菅原翔一
小浜の古本屋「よつや書房」さんがガンプラを売り出したよ!
先日、紹介させて頂いた小浜の古本屋「よつや書房」。
良い本との出会いを求めてちょくちょく通っています。
店主の坂本さんのホスピタリティ精神が本当に素晴らしい。。。
さて、今日もよつや書房へ遊びに行きました。
ん、なんかあるな。。。
ガ、ガンプラだ!!!
しかもお安い!
接着剤で組み立てるチョイ古の製品ですが逆にディープなマニアの方にはたまらないのではないでしょうか。
「本より断然売れ行きがいいんですよ・・・」
そう語る坂本さん。
これはリアルブルースだ。
(もう仕入れた量の半分は売れたそうです)
ディープなマニアな人はもちろん、もう戻れない小学生時代に帰りたいあなたもよつや書房に走れ!
すぐ売り切れるよ、たぶん。
で、本も買ってね。
ちなみに僕はガンダムは接着剤不要で組めるタイプのガンプラしか作ったことがないw
平成世代なのでw
写真:菅原翔一
文章:菅原翔一
正しいことを言えば村八分になるのがよく分かる映画「カジュアリティーズ」
1989年公開の米映画カジュアリティーズを観た。
暗く重たく鑑賞後は間違いなく陰鬱な気持ちになれるので金曜日の夜には観ないことをオススメする。
少女を誘拐し、レイプし、交戦中に邪魔になり殺害という非常にショッキングな内容であるが。。。
もっとショッキングだったのが少女の誘拐に反対し、逃亡させようと試みた主人公が部隊から村八分にあうこと。
お前はゲイか!男じゃない!と罵声を浴びさせられる。
(コミュニティに対して都合の悪い)正しいことを言えばすぐ村八分というのは日本でもアメリカでもどこでも同じようだ。
そしてその村八分を恐れて自分は正しいことをしたいのに仲間に同調し、戦争犯罪に加わる人間も描かれている。
これには良い悪いという単純な問題ではなく、人間が心の中に持っている深い悲しみを感じた。
人間って弱い、悲しいほど弱い。
しかし、その弱さが悪いことかと問われれば、、、?
人間って悲しいね。
文章:菅原翔一
ダニエルラドクリフが「便利な」死体役を演じる映画「スイスアーミーマン」日本では9/22公開!
上田正樹 & South to South-とったらあかん- - YouTube
ハリポタシリーズで有名なダニエルラドクリフが出演する映画「スイスアーミーマン」が日本で9/22に公開される。
なんと今回、ダニエルラドクリフが演じるのは死体!笑
しかも無人島に漂流した主人公を助けるとびっきり便利な死体。
もうこの設定から映画館に行きたくなってしまっている。。。
文章:菅原翔一
夏の暑い晩に聴きたくなる迷曲にして名曲 「とったらあかん」
上田正樹 & South to South-とったらあかん- - YouTube
あれはいつやったやろ
夏の熱い晩やった
夏の暑い晩に聴きたくなるのがサウストゥサウスの「とったらあかん」だ。
もう解説なんてどうでもいいので是非とも聴いて欲しい。
そして心に刻んで欲しい。
どんなに暑くてもとったらあかんのです・・・
触ってもあかんのです・・・
かなり笑いのほうに走って少し霞んでしまうけどこの歌い方(語り方)ができるのは相当リズム感がよくないとできない。
上田正樹というボーカリストはやっぱり凄い。
そして当時のサウスのライブは前半はこのようなアコースティックのセットから一気にファンキーなソウルナンバーに流れ込んだという。
最高ではないか!
ライブ行きたかった~涙
文章:菅原翔一