青がきこえる

ブルースの底なし沼へようこそ

ビザールな形をしたサムピックFRED KELLYの「Speed Pick」が使いやすい件について

最近、サムピックを練習中。

 

サムピックを使わないサウンドも好きなのですが演奏の幅を広げるためにサムピックもできたほうがいいなーと。

 

サムピックの利点として

  • ベース音がハッキリして輪郭がでる
  • 親指を伸ばさないと上手く弾けないので必然的にフォームがよくなる
  • 歯切れの良いパーカッシブなリズムが出せる(ロバートジョンソンみたいな)
  • 慣れたら早くピッキングできる
  • サムピックも使えるぜ!アピールができる

 

 

などが挙げられます。

 

しかしこのサムピックというやつなかなか僕には扱いづらい...

 

狙った弦に上手くあたらない!

弦にサムピックのカーブ部分が思い切り引っかかる!

 

うぎーーーー!!!

 

めっちゃストレスたまりますやん...

(楽しいけどね)

 

そんな中、サウンドハウスで購入したFRED KELLY(フレッドケーリー)の「Speed Pick」がかなり良い感じだったのでレビューします!



 

ビザールな見た目


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兎にも角にもまずこの個性的なルックスをご覧ください。

ビザールギターという60年代-70年代を中心に生産されたいびつな形をした日本製ギターがありますが...

このピックは正しくビザールピックと呼ぶべきでしょう。

それに相応しいルックスです。

(ヘンテコなルックスに惹かれて買いました笑)


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裏返すとフォークっぽい。。。

 

見た目とのギャップが半端ない!

このサムピック、なんと見た目に反してかなり使いやすい。

弦に当たる部分が通常のピックより狭い+スティック状になっているので、狙った弦にヒットしやすいのです。

引っかかりもありません!

 

抜けが良くて明るいサウンド

サウンドは抜けのよい明るいサウンド

ベース音がスコーンと抜けるので親指はかなり楽できます。

(逆にミスするとかなり目立ちます笑)

 

ラグタイムにオススメ!

このサムピック、ラグタイムに相性がいいかなと個人的に思っています。

タンブリングベース(6弦→5弦、5弦→4弦をつまづくように弾く奏法)を弾く時にコントロールしやすい!

またベースとメロディーがハッキリと分かれるのでラグのキラキラした感じにマッチします。

 

まとめ

FRED KELLYの「Speed Pick」。

いびつな形にも関わらず意外と使いやすいギャップ萌えなサムピックです!

ラグタイムのお供にどうぞ!

築80年の京町屋を改修!ブルースマンが営むギターショップ「ライトニン」は御縁が生まれる場所だった

皆さんは「京町屋」をご存知でしょうか。

1950年以前に京都市内で建てられた木造家屋のことをひとくくりにして「京町屋」といいます。(定義は様々で人によって見解が微妙に異なるようです)

老朽化が進むなどで取り壊されてしまう京町屋も多い中、飲食店にしたり、地域のコミュニティスペースにしたりするなど京町屋を活用する機運が高まっています。

 

そんな京町屋を改修したギターショップが京都市釜座(かまんざ)通りにあります。

お店の名前は「ライトニン」。


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今回はライトニンのオーナーである栗田寛人さんのご協力のもと、ライトニンをご紹介させて頂きます。

 

結論から言うと、ブルースが好きな人、そしてギターを愛する人にとって堪らないアツイお店でした!

 

  • 古い国産ギターの魅力
  • ギターショップという仕事について
  • 誰でも手軽にできるギターのメンテナンス方法
  • オーナー栗田さんが思うブルースの魅力とは?

 

 

などなど

ギターショップオーナーとして今まで数えきれないギターを修理、販売、そしてブルースギタリストとして月に約10回ものライブ出演をする栗田さんへのインタビューを交えながらお伝えします。

 

【ギターショップライトニンとは?】

昭和の面影があちこちに見えるどこか懐かしい京都市釜座通りにギターショップ「ライトニン」はあります。


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なんと築80年の京町屋を改修したギターショップ!

このようなお店はもちろん京都でただひとつ!

 

なんとなくおばあちゃんの家にきたような懐かしい感覚になります。


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(懐かしの白黒テレビ!)

【年代物のギターがたくさん!】

ライトニンが扱うのは主に中古ギター。

店内は年代物のギターが所狭しと並んでいます。


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ギブソンフェンダーなど「ヴィンテージ」と呼ばれるアメリカ本国のギターもありますが、メインで並んでいるのは60年代から80年代の昭和生まれの国産ギター。

 

ギターそれぞれに様々な生い立ち、経歴があるのでしょうが、どのギターも

「よく来たなぁ。ゆっくりしてってやぁ。」

と言っているようです。

 

確かに楽器店で「私を見て!」と言わんばかりにキラキラと輝くギターも魅力的です。

しかし、ここにある楽器からはある種の大人の余裕、落ち着きを感じます。

 

 

 

【オーナー栗田さん】

「いらっしゃい、お待ちしておりました」

とても柔らかい口調でニッコリ微笑むオーナーの栗田さん。

取材に快く応じてくださいました。

 


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(この親指がブルースマンだぁ〜!)

 

ギターを修理、販売するのみならずご自身も「ライトニン栗田」としてブルースバンドでギターを弾く生粋のブルースマン

ライブ活動はなんと月に10本を超えることも。

 

【ライトニンの名前の由来】

 

まずブルース好きとして聞かなければならないことが栗田さんにありました。

ライトニンというドンズバな名前。

 

一体、ホプキンスのほうなのか!?スリムのほうなのか!?

 気になって取材前日の夜は眠れませんでした。(嘘です。すき家で夜勤してました。)

 

「スリムですね~、大好きなんです。」

 

自信のブルースマンネームにもライトニンを使ってしまうくらいのライトニンスリムフリーク!

(ちなみにライトニンホプキンスもお好きとのことでした)

お店にブルースマンの名前をつけてしまうくらいブルースが好きなのが伝わってきます。

 

店内に流れるBGMももちろんブルース。

 

【入荷したギターは全てオーバーホール】

 

ライトニンの魅力は雰囲気だけではありません。

なんとお店に並ぶギターは全て栗田さんが分解、リペアをしてから再度組み上げているのです。

低価格帯のもの、高価格帯のもの関係なしです!

フレットの摺合せなど手間がかかる作業も含め1本1本徹底したオーバーホールがされています。

 

「手間をかけてメンテナンスをしたギターが売れるときは嬉しいような悲しいような気持になりますね。でも手放すっていうのが僕の仕事ですから(笑)。」

 

栗田さんの目元の笑いシワが深くなりました。

 

「今まで星の数ほどギターをリペアしてきて正直記憶に残っていないものもかなりあります。でもライブなどで自分がオーバーホールしたギターを見ると、そのギターのことをしっかり思い出すんですよ(笑)」。

 

 

【昔の国産ギターの魅力】

そんな数えきれないギターをメンテナンスしてきた栗田さんにオールドの国産ギターの魅力を訪ねてみました。

 

「やっぱり木の質ですね。」

即答する栗田さん。

 

「ギターの値段=木の質と言ってもいいくらいなんですよ。やっぱり良い木は耐久性も良い。そんな簡単に壊れない。昔の国産はやっぱりいい材を使っています。」

 

そして、グレードの高い木を使ってギターを組み上げるギター職人の仕事にも言及。

 

「やっぱり昔の職人さんの長くギターを使って欲しいという心意気なようなものを感じますね。それはここの造りがよいとか、ここの配線が良いという話ではありません。ギターを見て、触ってそこから感じとるんです。」

 

長く使える耐久性を持つ材、そしてユーザーに長くギターを使って欲しいという職人の気概。

それが合わさり、結果として素晴らしいギターが生産されたのでしょうね。

 

そんなギターを現代のプレーヤーに再び愛されるようにメンテナンスをして販売する。

それが栗田さんのお仕事です。

 

「楽器」の魅力の本質なようなものを感じます。

 

【弾くことが一番のメンテナンス】

 

メンテナンスのプロ中のプロである栗田さんに一般のギタープレーヤーが手軽にできるメンテナンス方法を聞いてみました。

 

「やっぱり使わんとあきません!!人が住んでない家は早く傷んでしまうって言いますけど、それと同じでギターもじっとさせたらあきません!」

 

ギター(特にエレキギター)は様々な部品が搭載されています。

それを弾くことによって振動を与えパーツの固着を防ぐ。

それがギターにとってベストな状態を維持する最良の方法とのことです。

 

それを聞きながらムズムズとギターが弾きたくなりました。

 

 

【栗田さんがブルースにのめり込むきっかけ】

 

栗田さんがブルースにのめり込むきっかけになったのは大学生のときに聴いたジュニアウェルズとバディガイの「Play the blues」。

 

 

Buddy Guy & Junior Wells Plays The Blues (US Release)

Buddy Guy & Junior Wells Plays The Blues (US Release)

 

 

 

自分のギターがどれくらい通用するか知りたいという想いから27歳でブルースバンドを結成し活動。

 

栗田さんはそれまではベーシストとして活動していたのでそのバンドがギタリストしてのデビューでした。

 

バディガイの他にT-BONEのようなテキサス系のギタリストからも大きな影響を受けました。

 

【栗田さんのブルース名盤ベスト3】

栗田さんにブルース名盤ベスト3を選んで頂きました。

 

「なかなか選べませんよ~(笑)」

悩みに悩んで選んでくださったのが・・・

 

 Stax Profiles(Little Milton)

Stax Profiles: Little Milton

Stax Profiles: Little Milton

  • アーティスト: リトル・ミルトン
  • 出版社/メーカー: Concord Records, Inc. (UMG Account)
  • 発売日: 2018/07/12
  • メディア: MP3 ダウンロード
  • この商品を含むブログを見る
 

 

 Dot Com Blues(Jimmy Smith)

Dot Com Blues

Dot Com Blues

 

 ドキュメンタリー「Chicago Blues」サウンドトラック(オムニバス)

 

 の3枚。

渋すぎます。

 

【ブルースの魅力とは】

最後にギターショップオーナーとして、そしてブルースマンとしての2つの顔を持つ栗田さんにブルースの魅力を語って頂きました。

 


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「うーん、正直よう分かりませんねぇ。でも知らない間にはまって抜け出せんくなってしまうのがルーツミュージックの醍醐味とちゃいますか?ギターとか楽器って一番がない世界。テクニックも大事ですけど、心、マインドで表現する。人の心に触れることのできる部分。そこに気付くとき人はブルースにのめり込むのではないでしょうか?」

 

【最後に】

京町屋を改修して作られたギターショップ「ライトニン」。

ブルースとギターを愛してやまない栗田さんが営むとても素敵なお店でした。

 

当然ですがお店に並べられるギターが1本1本がそれぞれの歴史を歩んできました。

プロのミュージシャンの音楽をガッツリ支えたギターもあるでしょう。

高校の文化祭以降、ずっと押入れにしまったままになったギターもあるでしょう。

それらのギターが80年の歴史を辿った京町屋に集まり、栗田さんによってリペアされ楽器としての新しい人生を待つ。

 

ギターも、家屋も、人間(プレイヤー)もそれぞれが異なった時間軸、空間軸の中で生きています。

それらが不思議に重なり合うことを私たちは「御縁」と呼ぶのでしょう。

ただ単にギターが売り買いされるのでなく「御縁」が生まれる場所。

それが「ライトニン」だと私は思いました。

 

 

京町家のギターショップ 【ライトニン】 京都 中古ギターの買取・委託販売・修理の専門店

住所:京都府京都市中京区釜座通丸太町下ル桝屋町155-4

営業時間:14:00-20:00

基本定休日:水曜日/祝日

 

 

文章:菅原翔一

協力:ライトニンオーナー栗田様(ありがとうございました!)

 

 

 

 

 

柳ジョージに泣いてる・・・・・・ 柳ジョージ「YOKOHAMA」

日の入りが随分早くなった。

季節はいつの間にか移り変わる。

あの猛威を振るった夏の名残はまだ見られるがいつの間にかいなくなるんだろうな。

 

こういう季節の移り変わりは少しセンチメンタルな気持ちになるので、柳ジョージを聴きたくなる。

 

今日紹介するのは柳ジョージ&レイニーウッドの「YOKOHAMA」。

 

 

このアルバムについて

このYOKOHAMAは1979年にバーボンレコードによってリリースされた作品。

2ndアルバムで大ヒットしたWeeping In The Rain(雨に泣いている)の日本語版が収録されているのがLPの帯で推されているが・・・

 

ぶっちゃけこのバージョンあんまりよくない

 

このアルバムの魅力はなんといってもB面だ!

というかB面が良すぎる!

 

B面が名曲揃い!

 

いやA面も悪くないんですよ。

しかしそれを押しのけてしまうくらいB面は名曲揃いだ。

 

まずB面1曲目の港亭から素晴らしい。

歌い出しから

波が荒いね 今日もまた

あと1杯で もう止すよ

酔ったからって ふられた奴が

もどってくるあて あるじゃなし

強がってしまう不器用な男のアンセムだ。

感想の音数の少ない泣きのギターソロが曲に花を添えている。

 

柳ジョージは生前インタビューで

「「自分がだらしないので、歌だけはカッコイイ男の歌を歌ってるんです」

と語っていたがその人柄がよくこの楽曲に現れていると思う。

 

しっとりしたバラードに続くのは静寂を打ち破るかのような「グルービーガール」。

ベースがグイグイひっぱるアップテンポなナンバーだ。

バンドのグルーブに小躍りしてしまうこと間違いなしだ。

 

「へイダーリン」

「チャイニーズクイーン」

本牧綺談」

 

という傑作が続いたあとの締めは「FENCEの向うのアメリカ」。

 

FENCEの向こうのアメリ

 

FENCEの向こうのアメリカとは説明するまでもないが米軍基地のこと。

(昔、湘南の浜で米軍が上陸訓練をしていたらしい)

高いフェンスの向こうは日本ではなくアメリカ。

たくさんの若者が憧れの気持ちを持ってそのフェンスを見上げたのだろう。

柳もその1人だったに違いない。

 

今はもう聞こえない

お袋の下手なBLUESと

俺には高すぎた鉄のFENCE

 

お袋の下手なブルースはもう聞こえない。

しかしレコード、CDを通して聞こえてくるのは紛れもない柳ジョージのブルースだ。

 

文章:菅原翔一

アコースティックだからこそ映えるスライド Muddy Waters「FOLK SINGER」

ロックファンにも馴染み深いブルースマンといえばマディーウォーターズで決まりだろう。

この人がいなければローリングストーンズ、マイクブルームフィールドなど名だたるバンド、ミュージシャンは生まれてこなかったはずだ。

 

マディーウォーターズ・・・なんともかっこいい名前の響きだろうか。

この芸名はマディが幼少期に泥んこ遊びがあまりにも好きだったことに由来している。

想像するとマフィアのボスみたいな顔が少し可愛く見える。

 

今日、紹介する「FOLK SINGER」はエレキ中心のマディが全編に渡ってアコースティックで吹き込んだ作品である。

 

Folk Singer

Folk Singer

 

 

1964年にチェスよりリリース。

 

ネットであまりレビューされていないのが少し悔しい。。。

と思えるくらいマディのスライドギターが堪能できるアルバムである。

 

バックでバディガイがギターを弾いているがその音も時折かき消してしまうくらいの迫力だ。

(バディは人のバンドになると途端に空気を読める系ギタリストになる)

 

いわゆるデルタブルースのように輪郭のあるビートではなくかなりゆるーくけだるいブルースが展開されてゆく。

酒を飲みながらブルースの深みに落ちていくのには最適なアルバムである。

 

けだるい曲が目白押しの中、サニーボーイのカバーのGOOD MORNING SCHOOL GIRLではカッチリした楽しいブルースも聴けます。

 

THE BEST OF ~で満足している方にも是非とも聴いて欲しい!

アコースティックなマディもやっぱり凶暴でっせ~!

しまむらでHanesのパックTシャツが買える!3枚で700円のコスパ!

コスパ最強のTシャツといえばユニクロでしょ!

僕もそう思っていた時期がありました・・・

しかし今日、ユニクロに対抗できるTシャツに出会いました!

 

しまむらで!!

 

実はしまむらにHanesのTシャツ売ってるんです。


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通称赤パック。


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3枚で700円というユニクロも真っ青なコスパです。

 

正直、縫い目もざっくりとした感じで作りの面ではユニクロに軍配があがりますが・・・

 

何故か逆にそれがアメリカンで良い感じ。

 

例えるなら・・・日本製のつくりも丁寧で音も良い、だけどギブソンにしか出せない音があるよねー、みたいな感じでしょうか。

 

白Tシャツといえば一番気になるのが乳首の透け

ここが透けてたらこの時代セクハラで訴えられる可能性が・・・(それはないか)


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心配してたら案外透けません。

単体でも十分イケます。

 

このTシャツはアメリカンにデニムと一緒にラフに着るのが一番かと!

安いしガンガン着れます♪

 

しかしこのしまむらヘインズ、唯一のデメリットが・・・


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取り扱いの表示が日本語表記。

ここが英語表記だったら完璧だった・・・

 

着たら見えないんですけどね笑

 

作りが丁寧なユニクロアメリカンな雰囲気を楽しめるHanes。

両方持っておいて使い分けるのが正解かなと僕は思います。

 

文章:菅原翔一

 

 

人間はゾンビで成長する(?)韓国映画「新感染」が面白かった

韓国人は映画を作るのがうまい。

オールドボーイは最後までハラハラさせられた。

私の頭の中の消しゴムは人間の愛情について考えさせられた。

 

ちなみにこの2つの作品は日本原作。

何故、良い脚本を映像化するのがここまで得意なのだろうか。

 

先日も韓国映画で純粋に面白い!と思えた作品に出会えたので紹介させて頂きたい。

 

 

その名も「新感染」。

純韓国産のゾンビ映画だ。

 

邦題をつけた人のドヤ顔が瞼に浮かぶぜ!

(原題は釜山行とのことです)

 

列車という密室空間というシチュエーション、仲間がゾンビになってしまうシチュエーションなど・・・

ベタベタの鉄板ゾンビ映画なのだが・・・何故か新鮮に映る。

 

それは主人公のソグの人間としての父親としての成長の要素が盛り込まれているからだろう。

 

ソグは凄腕のファンドマネージャーで超多忙の生活を送っている。

そのため娘のスアンとコミュニケーションらしいコミュニケーションがとれていない。

(こういうお父さんは世界各国共通なのでしょうね)

 

そんな中でのゾンビという非日常というシーンの中で、父性が試される。

 

人間は非日常的なシーンで大きく変わる。

そう、人間はゾンビで成長するのである。

 

なんだこの締め・・・

 

PS:この曲のキーとなる楽曲がハワイのアロハ・オエ。これがアリランとかだったら民族性が強すぎてエンターテイメント作品にならなかったと思う。アロハ・オエを使ったヨン・サンホ監督は偉い!

 

文章:菅原翔一

脱サラ系探検家高橋大輔さんが小浜でトークセッション!無料!! 9/29(土)@小浜市立図書館

神話や伝説といった「物語」を本気で検証する探検家がいる。

しかも脱サラして。

それが高橋大輔さん。

 

浦島太郎は実在したのか?

桃太郎伝説とは一体なにか?

などなど

 

その物語を検証するという切り口も大変面白いが特筆すべきはその行動力。

 

高橋さんは実際に2005年にロビンソンクルーソの住居跡も発見!

 

こんなすんごい人が小浜にやってきます!!!

 

なぜに!?

高橋さんが今注目しているのは八百比丘尼伝説。

福井県小浜市にはその八百比丘尼が最期を迎えたとされる祠が祀られる空印寺があるほど八百比丘尼伝説と密接に結びついているのです。

 

高橋大輔さんと小浜と八百比丘尼伝説が結びつく!

この千歳一隅なチャンスに参加できてしまうのですよ。。。

 

しかも無料で!

いえい!!

メモの準備はいいでしょうか!?

 

【開催要項】

 

★ワークショップ内容:トークセッションと情報検索講座

★テーマ:八百比丘尼(はっぴゃくびくに)

★開催時間:2018年9月29日(土)14:00~15:30(13:30受付開始)

★開催場所:小浜私立図書館4階交流ホール

★参加者募集:30名(一般参加者大歓迎)

★参加費:無料

★主催:聖なるWAKASA

 

トークセッションということはつまり・・・

参加者も参加できる参加型の討論会!

高橋さんに質問までぶつけられるなんてチャンスでしかない。。。

 

自分の価値観をぶっ壊す簡単な方法は価値観がぶっ飛んだ人と出会うこと。

出会えますよ。

 

文章:菅原翔一